僕の勇気が魚だったら。

Fun Fun Club

2010年07月17日 12:11

お~そろそろ公開なんだな。





朝の番組で見たのですが、本品トレーラーが完成したとの事。

ナニ公開日を聞いてビックリ

私へのプレゼント?

・・ってか。

映画化になるって聞いて・・2年ぐらい?

以前ブログで紹介した時にはそんな話は無かった様な。

こちら
  

  『あの作品は映画にするつもりは
 
   誰が監督をするとしても、いまのところありません。
 
   あれは活字だけでこそっと置いておきたいのです。』


映画化の話が出る度に言っておられた著者。

長い年月の後、お気持ちが変わられたのでしょうか。


  『自分にとって特別な作品であり、

   映像化は無条件でOKというわけにはいかない。

   でも、トラン監督の作品は好きで、とにかく会ってみようと思った。』



トラン監督?

  『ベトナム系フランス人監督トラン・アン・ユン』

あ!

この間、伊坂先生の作品の映画化されたモノと勘違いして観た映画の監督じゃん!

その映画・・・。

ナントモカントモ・・・。

勇気のある方クリック

キリストの受難をモチーフに作った作品とのことですが

私には監督が何を伝えたかったのかがサッパリ解りませんでした。

唯我独尊だったというか、観客に投げっぱなし、あとは自分で考えろ

理解するのではない!感じろ!!ってコトなんでしょうか?

私がキリスト教徒じゃないからなんでしょうかねぇ

感じられませんでした

きっと宗教的素地がある方には受け止め方がまた違うのでしょう・・・。

それ以上に本作で目立つのは、色気と質感の他、残忍さと不気味さ。

この映画、PG13なんですが、15の方がヨイのではないか?

もうね、冒頭から緊迫感溢れる「対決」シーン?だが、その残忍さにビックリ。

そんな残忍かつ不気味な映像はその後も次々と・・・。

と、特に・・・

死体芸術家の連続殺人鬼が死体を継ぎ合わせて造ったオブジェは

気持ち悪いを通り越して吐き気がしたホド

(フランシス・ベーコンなる芸術家が同じ様なモノを描いています)

この様な映像をスタイリッシュと言うのかもしれませんが、私はどうもね。

でも・・・こういう映画が結構脳裏に残ってしまう自分って・・・。

とりあえずイケメン3人は必ずどこかで上半身裸になっているので

そっち方面が目当ての人には見逃せないカモですね


そんなお方が今回の『世界のベストセラー』の監督、ちょっと微妙な不安と期待。

原作に思い入れの強いファンが多そうだし

読んだ人毎にイメージが鮮明にあって

それぞれの『ノル森ワールド』が各個人の心にあると思いますしねぇ・・。

実際、発表されたキャスティングには賛否両論!

・・と言うか

否定論の方が多いような・・。

ハルキストにはそれなりに本品への世界観があるのでしょうが

私個人としてはこの作品に対して、特に深い思い入れは無いので

イチ映画ファンとして楽しみにしている次第です

しかし出版から公開まで23年・・・


やれやれ・・。

(ワタナベ君風)



関連記事