浜松市南区高塚町に「みんなの英語のおうち」を2007年1月に新築オープンして早10年(^^♪。赤ちゃんからお年寄りまでみ~んな楽しく通える英会話教室です。コミュニケーションの為の英語を浜松に広めるため頑張るアメリカ人Daddyと日本人Mommyの日常をつづっていきます。クラスの紹介、レッスン風景、オフタイムなど涙あり、笑いあり、叫びあり!どうぞお楽しみに♪

ズミズミ、上等

さー、いよいよ寒さも本番♪
既にオープンした山もあるとか♪♪
今期こそは一緒に行きたいよねぇAJ!!
そろそろブーツチェックしておかなくっちゃ♪

あっ、すっかりお久しぶりになってしまって・・。
お元気ですか?FFCのフランクこと、フランチェスコです。

今回、★『乏しい書棚より』★でございます。。
ズミズミ、上等

■『メタボラ』桐野夏生 著■

ここ数ヶ月読んだ中で一番印象に残っている本。

深夜、映画の帰りに立ち寄った本屋で目に付いたので
ちょっと立ち読みのつもりで手に取って読み始めたら
とまらない・とまらない・・・。店内にある小椅子に座り
気が付くと閉店の音楽が・・。で、お買い上げ。

読み手をぐいぐい引っ張る感のある作品だと個人的には思います。

<本書の帯より>

なぜ<僕>の記憶は失われたのか?
世界から搾取され、漂流するしかない若者は
日々の記憶をぬりかえる。
孤独な魂の冒険を描くまったく新しいロードフィクション!

自分の素性を記憶喪失でなくしたギンジ。
ギンジに名前を与えた、放浪人のジェイク。
ギンジは自分の過去を探し、ジェイクは自分の自由を探す。

ニート、下流社会、ホスト、ドメスティック・バイオレンス
請負労働、バックパッカー、同性愛、集団自殺などなど・・・。
よくもまぁここまで盛り沢山に、しかもリアルで丁寧な執力には
ある意味関心しました。特に派遣会社で働く件の場面場面の描写は
生々しく異様な迫力がありました。

で、個人的な読後感は・・・正直あまり良くないですねぇ。(笑)
なんとなく『出口』が見えないって言うか、すっごく消耗する感がありました。
しかしながら、余韻は未だ驚くほどに強く残っております。
いわゆるハズレな本では無いと思うのですが・・多分。。

この作品、朝日新聞朝刊に一年越しに連載された小説だとか。
朝から主人公の家庭崩壊の件を読んだ日なんて凹むだろうに・・。

著者は、8年程前にフジ系でドラマ化された『OUT』でも有名。
このドラマも重暗憂鬱不快なストーリーだったような・・。
これもまた印象深いドラマでした。

今回この『メタボラ』という題名。
一体、なんだったのか未だによく解らないですね。
英語で言う《Metabolism》(新陳代謝)に関係があるのだろうか・・・?

まぁしかし、この本すんきゃーズミズミさいがー。(宮古島弁)



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この記事へのコメント :

Mr.Celaya
What is ZUMIZUMI・・・???
2007年11月27日 22:21

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ズミズミ、上等
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